変数は文字列や数値など代入するためのもので、左に書かれた変数に右側の内容を代入することができます。書き方は下記のような感じです。
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hello = "こんにちは" name = "やぎちゃん" puts hello, name |
こんにちは やぎちゃん
この場合は変数「hello」に文字列「”こんにちは”」を代入し、同様に「name」に「”やぎちゃん”」を代入しています。そして最後の3行目の「puts」メソッドで変数を表示させています。
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数値の計算
Rubyでは複雑な計算が可能ですが、まずは簡単な四則計算をみていきましょう。
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puts 1 + 1 puts 2 - 1 puts 3 * 3 puts 20 / 5 |
2 1 9 4
実行結果から察しがつくとは思いますが、3行目は掛け算で4行目が割り算となります。また、算数と同じように掛け算、割り算を先に優先して計算されます。
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puts 1 + 3 * 3 puts 10 + 20 / 5 puts (10 + 20) / 5 |
10 14 6
足し算引き算を先に計算してほしい場合は「()」をつければOKです。これも算数と同じですね。
数値が割り切れない場合は?
単純な整数どうしでの割り算をRubyで行った場合は小数点以下は表示されません。
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puts 10 / 3 |
3
小数点以下も計算してほしい場合は割る数や割られる数に小数点をつけるか、to_fメソッドでFloatオブジェクトに変換すればOKです。
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puts 10.0 / 3 puts 10 / 3.0 puts 10.0 / 3.0 puts 10 / 3.to_f |
3.3333333 (すべて同じ結果になります)
変数に数値を代入
変数に数値を代入して計算することもできます。
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one = 1 two = 2 puts one + two puts one - two puts "1+2=#{one + two}" |
oneには1が、twoには2が入っているので実行結果はこのようになります。
3 -1 1+2=3
文字列の中に「#{}」と挿入すると変数などのデータをを埋め込むことができ、3行目のように全体の文字列として出力されます。
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